移植非適応の未治療骨髄腫、Ld療法にダラツムマブ追加:MAIA試験
Daratumumab plus Lenalidomide and Dexamethasone for Untreated Myeloma
背景
レナリドミド+デキサメタゾン(Ld)療法は、移植非適応の初発骨髄腫患者での標準治療の一つとなっている。フランスUniversity of LilleのFaconらは、移植非適応の初発多発性骨髄腫患者で、ダラツムマブ+Ld療法とLd療法単独を比較するランダム化比較試験MAIAを実施した(n=737)。
結論
フォローアップ期間中央値28.0ヶ月で、30ヶ月無増悪生存率はダラツムマブ追加群70.6%、Ld療法群55.6%であった(ハザード比0.56)。完全奏効率はそれぞれ47.6%、24.9%であった。微小残存病変が閾値を下回ったのはダラツムマブ追加群の24.2%、Ld療法群では7.3%であった。
評価
MPB療法への追加は先にALCYONE試験(http://doi.org/10.1056/NEJMoa1714678)がベネフィットを示しているが、Ld療法でも続いた。新たな標準オプションとして加わることになるだろうが、他療法との比較は今後の課題となる。


