進行前立腺がんホルモン療法へのアビラテロン+プレドニゾン追加で生存期間延長:LATITUDE試験最終結果
Abiraterone acetate plus prednisone in patients with newly diagnosed high-risk metastatic castration-sensitive prostate cancer (LATITUDE): final overall survival analysis of a randomised, double-blind, phase 3 trial
背景
LATITUDE試験は、世界34ヶ国の転移を有する高リスク去勢感受性前立腺がん患者(n=1,199)を対象に、アンドロゲン遮断療法に加えたアビラテロン酢酸エステル+プレドニゾンまたは対照プラセボを割り付ける第3相ランダム化比較試験であり、中間解析時点での全生存期間・無増悪生存期間の有意な延長を報告している。フランスInstitut Gustave RoussyのFizaziらは、同試験における最終生存解析を報告した。
結論
中間解析の結果を受けて盲検解除が行われ、クロスオーバーが許容された。フォローアップ期間の中央値51.8ヶ月で、全生存期間はアビラテロン+プレドニゾン群53.3ヶ月・プラセボ群36.5ヶ月と介入群で有意に延長した(ハザード比0.66)。介入群で多く見られた有害事象として高血圧・低カリウム血症があった。重篤有害事象は介入群32%、プラセボ群25%で発生した。
評価
中間解析結果(http://doi.org/10.1056/NEJMoa1704174)は、STAMPEDE試験(http://doi.org/10.1056/NEJMoa1702900)の結果とともにNEJM誌を飾ったが、最終生存解析でもOS延長を確認した。ADT+ドセタキセルへの追加をみるPEACE1試験(NCT01957436)もすでに予定の患者登録を終了している。


