免疫化学的便潜血検査の大腸がん・ポリープ検出感度は:系統的レビュー・メタ解析
Performance Characteristics of Fecal Immunochemical Tests for Colorectal Cancer and Advanced Adenomatous Polyps: A Systematic Review and Meta-analysis
背景
免疫化学的便潜血検査(FIT)は、従来法よりも大腸がん・advanced adenomasの検出に優れ、標準的検診法とされている。Indiana UniversityのImperialeらは、システマティックレビュー・メタアナリシスにより、平均リスク者におけるFITの大腸がん・advanced adenomas検出能とこれに影響する因子を特定した。
結論
31件(参加者120,255名、FIT検査18種)が含まれた。いずれもバイアスリスクは低・中程度であった。閾値10 μg/gの大腸がんに対する感度は0.91、陰性尤度比は0.10であり、閾値20 μg/gではそれぞれ0.95・15.49であった。Advanced adenomasに対する感度・陰性尤度比は、閾値10 μg/gで0.40・0.67、20 μg/gで0.95・5.86であった。
評価
FITは1日法でも十分に高感度の大腸がん検出能を有したが、腺腫についての感度は閾値に関わらず低かった。


