再発・難治の皮膚T細胞リンパ腫でモガムリズマブが有効:MAVORIC試験
Mogamulizumab versus vorinostat in previously treated cutaneous T-cell lymphoma (MAVORIC): an international, open-label, randomised, controlled phase 3 trial

カテゴリー
がん
ジャーナル名
The Lancet Oncology
年月
September 2018
19
開始ページ
1192

背景

皮膚T細胞リンパ腫の再発・難治例ではボリノスタットなどが選択肢となるが、進行リスクは高い。Stanford UniversityのKimらは、再発難治の菌状息肉腫/セザリー症候群患者を、抗CCR4抗体モガムリズマブまたはボリノスタットに割り付ける国際第III相試験MAVORICを実施した(n=372)。

結論

無増悪生存期間は、モガムリズマブ群7.7ヶ月・ボリノスタット群3.1ヶ月とモガムリズマブ群で優れた(ハザード比0.53)。グレード3・4の有害事象は、それぞれ41%・41%で報告された。

評価

セザリー症候群を多く含む集団で標準治療薬を上回る有効性を示し、FDAの承認を受けた。一方、奏功の多くは部分的であり後続手段が課題となる。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(がん)

The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)