再発・難治の皮膚T細胞リンパ腫でモガムリズマブが有効:MAVORIC試験
Mogamulizumab versus vorinostat in previously treated cutaneous T-cell lymphoma (MAVORIC): an international, open-label, randomised, controlled phase 3 trial
背景
皮膚T細胞リンパ腫の再発・難治例ではボリノスタットなどが選択肢となるが、進行リスクは高い。Stanford UniversityのKimらは、再発難治の菌状息肉腫/セザリー症候群患者を、抗CCR4抗体モガムリズマブまたはボリノスタットに割り付ける国際第III相試験MAVORICを実施した(n=372)。
結論
無増悪生存期間は、モガムリズマブ群7.7ヶ月・ボリノスタット群3.1ヶ月とモガムリズマブ群で優れた(ハザード比0.53)。グレード3・4の有害事象は、それぞれ41%・41%で報告された。
評価
セザリー症候群を多く含む集団で標準治療薬を上回る有効性を示し、FDAの承認を受けた。一方、奏功の多くは部分的であり後続手段が課題となる。


