T1Dへの分子標的薬teplizumabのAbATE試験、長期結果は
Treatment of type 1 diabetes with teplizumab: clinical and immunological follow-up after 7 years from diagnosis
背景
1型糖尿病(T1D)に対し様々な免疫療法が試みられてきた。AbATEは抗CD3モノクローナル抗体teplizumabを同患者に投与した第II相RCTであり、2011年に終了した。Yale UniversityのHeroldらは、そのフォローアップ(平均7年)結果を報告している。
結論
混合食耐容試験でのCペプチド反応は介入群と対照群で変わらなかったが、1年後での介入奏効者ではCペプチド喪失が有意に少なかった。ただし、このような改善はHbA1c・インスリン使用の低下につながっていなかった。介入奏効者では、PD-1陽性メモリー細胞と不応答化CD8+T細胞が多かった。
評価
1年結果で非常に有望とされた薬である。長期結果では、奏効集団で免疫系効果が持続しているものの臨床指標には反映していない、というもののようである。


