AF患者でのDOACによるAKIリスクはワルファリンより低い
The Risk of Acute Kidney Injury with Oral Anticoagulants in Elderly Adults with Atrial Fibrillation

カテゴリー
救急医療
ジャーナル名
Clinical Journal of the American Society of Nephrology
年月
October 2021
16
開始ページ
1470

背景

直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)の使用が急拡大しているが、腎排泄率が高く腎リスクがあるともされる。カナダUniversity of TorontoのHarelらは、オンタリオ州でAFによりワルファリン・ダビガトラン・リバーロキサバン・アピキサバンいずれかの処方を受けた66歳以上の外来患者を対象に、急性腎障害のリスクを評価した(n=20,683)。

結論

DOACは、ワルファリンと比較してAKIリスクを減少させた。ワルファリンに対する重み付けハザード比は、ダビガトランで0.65、リバーロキサバンは0.85、アピキサバンは0.81であった。eGFRによるサブグループ解析でも結果は一貫していた。

評価

同様の結果は米大規模調査でも示されており(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5769964/)、この懸念は著しく軽減されたと見られる。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(救急医療)

The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)