救急でのケタミン鎮痛は低用量化できる:ランダム化比較試験
A randomized, noninferiority, controlled trial of two doses of intravenous subdissociative ketamine for analgesia in the emergency department
背景
ケタミンは、アメリカの救急科での鎮痛に広く用いられている。Loyola University ChicagoのLovettらは、中等度・重度の急性疼痛で救急を受診した成人(18〜59歳)患者を対象に、0.15 mg/kg(低用量)または0.30 mg/kg(高用量)のケタミンを15分間賭けて静注するランダム化非劣性試験を実施した(n=49)。
結論
ベースラインのNRSについて調整すると、投与後30分のNRS平均値は、低用量群で4.7、高用量群では5.0であり、低用量の非劣性が示された。30分間の副作用は両群同等であった。15分時点でのNRS変化は高用量群で大きかったが、副作用も多かった。
評価
標準的な静注用量よりも少ない0.15 mg/kgでも、安全かつおおむね有効な鎮痛が可能であることを明らかにした。


