小児の骨折、虐待が原因の可能性が高いのは:系統的レビュー
Identifying Maltreatment in Infants and Young Children Presenting With Fractures: Does Age Matter?
背景
小児の骨折は虐待に関連する場合があるが、年齢ごとの注意すべき骨折部位はどこか。University of TexasのMitchellらは、交通事故のように骨折の原因が明白でない場合に、社会的・主観的特徴に依らず虐待評価が必要な小児を特定する年齢ごとの推奨を行うため、既存研究のシステマティックレビューを行った。
結論
3歳未満で肋骨骨折を呈する小児の77%が虐待を受けており、自動車事故に関連するものを除外すると96%に達した。18ヵ月未満の上腕骨骨折小児では48%で虐待が特定され、12ヵ月未満・18ヵ月未満の大腿骨骨折小児の被虐待率はそれぞれ34%・25%であった。
評価
著者らはこのレビューに基づき、肋骨骨折を呈する3歳未満小児、上腕骨・大腿骨骨折を呈する18ヵ月未満小児についてはルーチンな虐待評価(専門家へのコンサルテーションも含む)を行うよう強く推奨している。


