開放骨折では早期の抗菌薬投与がSSIを減らす
Delay of Antibiotic Administration Greater than 2 Hours Predicts Surgical Site Infection in Open Fractures

カテゴリー
救急医療
ジャーナル名
Injury
年月
May 2020
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開始ページ
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背景

開放骨折創は汚染されている場合があり清潔手術より手術部位感染(SSI)のリスクが高いが、早期の抗菌薬投与との関連は。University of California San FranciscoのRoddyらは、同施設の救急を受診し整形外科手術を受けた四肢開放骨折患者のカルテレビューを行い、SSIと抗菌薬投与その他の因子との関連を検討した(n=230)。

結論

10%でSSIが発生した。非SSI患者では、SSI患者よりも早期に抗菌薬が投与された(61分 vs. 83分)。救急受診120分以降の抗菌薬静注は、2.4倍のSSIリスクであった。

評価

早期抗菌薬投与によるSSIリスクの低下は先行研究でも示唆されており(http://doi.org/10.1097/BOT.0000000000000262)、本研究は2時間という閾値を示した。開放骨折患者では可能な限り早期に抗菌薬を投与することが求められる。

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取り上げる主なジャーナル(救急医療)

The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)