救急小児での静脈アクセス、エコーガイドで初回成功率倍増:RCT
Ultrasonographic Guidance to Improve First-Attempt Success in Children With Predicted Difficult Intravenous Access in the Emergency Department: A Randomized Controlled Trial
背景
小児患者での静脈ライン確保はしばしば困難を伴うが、超音波ガイドによりこれを容易にすることができるか。Children's Hospital of PhiladelphiaのVinogradらは、静脈ラインを必要とし静脈アクセス確保に困難が予想される救急小児患者をエコーガイド下ライン確保または従来ケアに割り付け、初回成功率を評価するランダム化比較試験を実施した(n=167)。
結論
初回ライン確保成功率は、エコーガイド群85.4%、従来ケア群45.8%であった(相対リスク1.9)。エコーガイド群では試行回数が少なく(中央値1回 vs. 2回)、ランダム化からフラッシュまでの時間も短縮された(14分 vs. 28分)。またエコーガイド群のラインは、より長期間留置可能であった(7.3日 vs. 2.3日)。
評価
単施設RCTで術者の経験にも依存するため一般化可能性には留保がつくものの、アウトカム差は印象的で、習得される価値のあるテクニックと言えそうである。


