迅速導入挿管での鎮静薬と筋弛緩薬、どちらが先でもOK
Drug Order in Rapid Sequence Intubation

カテゴリー
救急医療
ジャーナル名
Academic Emergency Medicine
年月
March 2019
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開始ページ
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背景

迅速導入気管挿管(RSI)においては鎮静薬と筋弛緩薬を立て続けに投与するが、どちらを先とすべきかは不明である。Hennepin County Medical CenterのDriverらは、挿管を要する救急成人患者で、ブジーを用いた挿管とスタイレットを用いた挿管を比較したランダム化比較試験BEAMの事前指定二次解析を行い、30秒以内に鎮静薬・筋弛緩薬を投与された患者(n=562)で投与順と挿管時間の関連を検討した。

結論

153名が最初に鎮静薬投与を受け、409名は筋弛緩薬投与を受けた。挿管成功までの時間は筋弛緩薬ファースト患者で6秒短かった。

評価

筋弛緩薬ファーストは挿管に要する時間を短縮することが期待されているが、実際の挿管時間にほとんど差はなく、いずれの順番も許容可能とみられる。

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取り上げる主なジャーナル(救急医療)

The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)