自発呼吸トライアルはTピース2時間よりもPSV 30分:ランダム化比較試験
Effect of Pressure Support vs T-Piece Ventilation Strategies During Spontaneous Breathing Trials on Successful Extubation Among Patients Receiving Mechanical Ventilation: A Randomized Clinical Trial
背景
人工呼吸患者の自発呼吸トライアルでは、CPAPモードやPSVモード、Tピースで30分〜2時間の観察を行う。スペインUniversitaria de ManresaのSubiraらは、同国18施設ICUのウィーニング予定患者を対象に、30分のPSVまたは2時間のTピースによる自発呼吸トライアルを割り付けるランダム化比較試験を実施した(n=1,153)。
結論
抜管成功率はPSV群82.3%、Tピース群74.0%とPSV群で高かった。再挿管率(11.1% vs. 11.9%)、ICU滞在日数(9日 vs. 10日)、入院日数(24日 vs. 24日)に差はなく、院内死亡率(10.4% vs. 14.9%)、90日死亡率(13.2% vs. 17.3%)はPSV群で低下した。
評価
吸気補助を用いた自発呼吸トライアルは抜管成功率を向上させることが示されており、最新のCHEST・ATSガイドラインでも推奨されている(https://doi.org/10.1016/j.chest.2016.10.037)。過去最大のRCTとなった本試験でも、less demandingな換気によるトライアルが優ることを確認した。


