外国人患者用にGoogle翻訳による退院指導パンフレットを作る
Assessing the Use of Google Translate for Spanish and Chinese Translations of Emergency Department Discharge Instructions

カテゴリー
救急医療
ジャーナル名
JAMA Internal Medicine
年月
April 2019
179
開始ページ
580

背景

グローバル時代における多文化混合・国際交流の増加にともない、外国語話者患者への対応も求められている。University of California, San FranciscoのKhoongらは、英語で書かれた救急からの退院説明書100セットをGoogle翻訳でスペイン語・中国語に翻訳し、センテンスの正確さを分析した。

結論

計647のセンテンスのうち、スペイン語翻訳では92%、中国語翻訳では81%が正確に翻訳された。全センテンスのうち有害となる可能性のある誤訳は、スペイン語翻訳2%、中国語では8%であった。これらの誤訳のうちのいくつかは、元の退院説明書にある些細な文法上の誤り、誤字が原因であった。

評価

臨床的に重要な誤訳も存在したが、Google翻訳はおおむね正確であった。(少なくともパンフレット無しよりは)患者にとって有益であろう。著者らは、Google翻訳を使用する際のアドバイスとして、パンフレットと同時に口頭での指導も行う、複雑な文法・専門用語を避ける、口語的表現を避けることを勧めている。

関連するメディカルオンライン文献

大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。

(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(救急医療)

The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)