外国人患者用にGoogle翻訳による退院指導パンフレットを作る
Assessing the Use of Google Translate for Spanish and Chinese Translations of Emergency Department Discharge Instructions
背景
グローバル時代における多文化混合・国際交流の増加にともない、外国語話者患者への対応も求められている。University of California, San FranciscoのKhoongらは、英語で書かれた救急からの退院説明書100セットをGoogle翻訳でスペイン語・中国語に翻訳し、センテンスの正確さを分析した。
結論
計647のセンテンスのうち、スペイン語翻訳では92%、中国語翻訳では81%が正確に翻訳された。全センテンスのうち有害となる可能性のある誤訳は、スペイン語翻訳2%、中国語では8%であった。これらの誤訳のうちのいくつかは、元の退院説明書にある些細な文法上の誤り、誤字が原因であった。
評価
臨床的に重要な誤訳も存在したが、Google翻訳はおおむね正確であった。(少なくともパンフレット無しよりは)患者にとって有益であろう。著者らは、Google翻訳を使用する際のアドバイスとして、パンフレットと同時に口頭での指導も行う、複雑な文法・専門用語を避ける、口語的表現を避けることを勧めている。


