急性心不全疑い患者での肺エコーは胸部X線よりも高精度:メタ解析
Diagnostic Accuracy of Point-of-Care Lung Ultrasonography and Chest Radiography in Adults With Symptoms Suggestive of Acute Decompensated Heart Failure: A Systematic Review and Meta-analysis

カテゴリー
救急医療
ジャーナル名
JAMA Network Open
年月
March 2019
2
開始ページ
e190703

背景

ポイント・オブ・ケア肺超音波検査は、急性非代償性心不全(ADHF)による肺水腫の診断において、胸部レントゲン撮影よりも有用かもしれない。University of ColoradoのMawらは、システマティックレビュー・メタアナリシスにより、呼吸困難を有する成人患者での心原性肺水腫診断における、肺エコーと胸部レントゲンの診断精度を比較した。

結論

6件の研究が基準を満たした(n=1,827)。肺エコーの感度は0.88、特異度は0.90であった。一方で胸部レントゲンは感度0.73、特異度0.90であった。肺エコーの相対感度比は1.2であり、特異度は1.0で差はなかった。

評価

最近行われた初のRCTも肺エコーに軍配を上げた(https://doi.org/10.1002/ejhf.1379)。急性呼吸困難患者での重要な診断ツールとみなされるべきである。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(救急医療)

The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)