急性心不全患者のリスクスコアMEESSI-AHFを外部検証

External Validation of the MEESSI Acute Heart Failure Risk Score: A Cohort Study

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背景

MEESSI-AHFは、救急を受診した急性心不全（AHF）患者の30日死亡率を予測するスコアである。スイスUniversity Hospital BaselのWusslerらは、スコアが開発されたスペイン以外での外部妥当性を検証する前向コホート研究を実施した（n=1,572）。

結論

スコアの完全な算定が可能であった患者のうち8.2%が30日以内に死亡した。MEESSI-AHFスコアはC統計量0.80で30日死亡を弁別した。死亡率は、低リスク分類患者での0%から、超高リスク患者での28.5%まで、スコアの分類により段階的に上昇した。

評価

外部コホートでも高精度の予測能を示した。一方で著者らは、新しい母集団においてはスコアの再調整が必要となる可能性も示唆している。