薬物有害事象の可能性が高い救急患者を特定する臨床意思決定ルール
Prospective Validation of Clinical Criteria to Identify Emergency Department Patients at High Risk for Adverse Drug Events

カテゴリー
救急医療
ジャーナル名
Academic Emergency Medicine
年月
September 2018
25
開始ページ
1015

背景

薬物有害事象を原因とする救急受診は少なくないが、多くの場合、薬剤師による薬剤レビューを利用することは難しい。カナダUniversity of British ColumbiaのHohlらは、3施設の救急成人患者を対象に、薬物有害事象リスク患者を特定するための既存の臨床意思決定ツールを検証する前向コホート研究を実施した。

結論

184(12.0%)が薬物有害事象と診断された。1) 既往症がある、または7日以内に抗菌薬投与を受けた、2) 80歳以上または28日以内に投薬変更があった、の二段階からなるルールは、薬物有害事象について感度91.3%、特異度37.9%であった。

評価

薬物有害事象は見逃されやすいが、このツールによって患者のトリアージは大きく改善しうる。

関連するメディカルオンライン文献

大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。

(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(救急医療)

The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)