薬物有害事象の可能性が高い救急患者を特定する臨床意思決定ルール
Prospective Validation of Clinical Criteria to Identify Emergency Department Patients at High Risk for Adverse Drug Events
背景
薬物有害事象を原因とする救急受診は少なくないが、多くの場合、薬剤師による薬剤レビューを利用することは難しい。カナダUniversity of British ColumbiaのHohlらは、3施設の救急成人患者を対象に、薬物有害事象リスク患者を特定するための既存の臨床意思決定ツールを検証する前向コホート研究を実施した。
結論
184(12.0%)が薬物有害事象と診断された。1) 既往症がある、または7日以内に抗菌薬投与を受けた、2) 80歳以上または28日以内に投薬変更があった、の二段階からなるルールは、薬物有害事象について感度91.3%、特異度37.9%であった。
評価
薬物有害事象は見逃されやすいが、このツールによって患者のトリアージは大きく改善しうる。


