侵襲的換気患者で去痰・気管支拡張薬の定期噴霧は不要:NEBULAE試験
Effect of On-Demand vs Routine Nebulization of Acetylcysteine With Salbutamol on Ventilator-Free Days in Intensive Care Unit Patients Receiving Invasive Ventilation: A Randomized Clinical Trial
背景
侵襲的換気を受ける患者では去痰剤や気管支拡張薬のネブライザー投与を受ける場合あるが、ルーチンに実施する意義はあるか。オランダUniversity of Amsterdamのvan Meenenらは、同国7施設のICUで24時間以上の侵襲的換気を必要とする成人患者において、適応のある患者にのみアセチルシステイン・サルブタモールのネブライザー投与を行うオンデマンド戦略の非劣性性を、ルーチン戦略と比較して検証するランダム化試験NEBULAEを実施した(n=922)。
結論
28日までの人工呼吸不要日数は、オンデマンド群で中央値21日、ルーチン群で20日であった。滞在日数や死亡率、呼吸器合併症に有意差は見られなかった。頻脈性不整脈や興奮など、有害事象はルーチン投与群で多かった(13.8% vs. 29.3%)。
評価
定期ネブライゼーション群では興奮によるとみられる自己抜管も起きており、EtCO2を指標としたオンデマンド投与が安全と思われる。


