重症患者でのTAZ/PIPCは持続投与の方がよい:メタ解析
Prolonged Infusion Piperacillin-Tazobactam Decreases Mortality and Improves Outcomes in Severely Ill Patients: Results of a Systematic Review and Meta-Analysis

カテゴリー
救急医療
ジャーナル名
Critical Care Medicine
年月
February 2018
46
開始ページ
236

背景

タゾバクタム/ピペラシリン(TAZ/PIPC)は、重症患者で広く用いられる広域βラクタム抗菌薬であるが、持続投与が間歇投与に優るのかは結論に至っていない。Midwestern University ChicagoのRhodesらは、系統的レビューとメタ解析により、重症患者におけるTAZ/PIPC持続投与と間歇投与のベネフィットを比較した。

結論

18件、3,401名の患者が同定された(56.7%が持続投与)。プール解析では、持続投与は死亡率の低下と関連した(オッズ1.46)。臨床的治癒率(1.77)・微生物学的治癒率(1.22)とも持続投与で優れた。サブグループ解析では、ベネフィットはもっぱら平均死亡率が20%を超える研究に限定されていた。

評価

近年のRCT結果を含む最新のメタ解析で、持続投与のベネフィットを確認した。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(救急医療)

The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)