PADへのLERでのパクリタキセルコートデバイスのリスクを否定
Safety and Effectiveness of Paclitaxel Drug-Coated Devices in Peripheral Artery Revascularization: Insights From VOYAGER PAD

カテゴリー
循環器
ジャーナル名
Journal of the American College of Cardiology
年月
November 2021
78
開始ページ
1768

背景

末梢動脈疾患(PAD)下肢の血行再建術(LER)へのパクリタキセルコートデバイス(DCD)使用は、メタアナリシスにより長期的死亡リスクが示されている。University of ColoradoのHessらは、VOYAGER PAD(PAD患者4,316名を対象としてリバーロキサバンの効果を検証)の前指定分析を行い、DCD使用・不使用患者の有害アウトカムを比較した。一次アウトカムは、心血管・四肢複合イベントとTIMI定義による大出血である。

結論

諸変数調整後、DCD使用・不使用に一次アウトカム差を認めなかった。また、DCDの有無に関わらず心血管・四肢複合イベントに対してリバロキサバンの効果は一貫しており、出血に関してもリバロキサバンの安全性が確認された。

評価

2019のCDCによる注意喚起(https://www.fda.gov/medical-devices/letters-health-care-providers/treatment-peripheral-arterial-disease-paclitaxel-coated-balloons-and-paclitaxel-eluting-stents)を受けて、大規模RCTを二次解析したものである。DCDの死亡リスク増を認めない報告は他にも現れており、この論文も軌一する。RCTとメタアナリシスの関係の問題に一石を投じる結果である。

関連するメディカルオンライン文献

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)

Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)