CHIPの心不全リスクを大規模 メタ解析
Association of Clonal Hematopoiesis With Incident Heart Failure
背景
加齢に伴うクローン性造血(CHIP)は血液悪性疾患との関連が示されてきたが、心血管疾患との関連は。Massachusetts General HospitalのNatarajanらは、ゲノムシークエンスデータを有する5つのコホート研究(n=56,597)のメタ解析により、CHIPと心不全リスクの関連を評価した。
結論
CHIPでは心不全リスクが25%増加した(HR: 1.25)。ASXL1・TET2・JAK2変異は心不全リスク増加と関連したが、DNMT3A変異は関連しなかった。ASXL1変異とHFrEFリスクは関連したが、他アレル変異とは関連しなかった。
評価
先駆的な報告(https://jamanetwork.com/journals/jamacardiology/fullarticle/2768161)を大規模解析で再確認するとともに、各変異アレルのリスク表現が異なるという新たなエビデンスを提示した。動脈硬化のみならず、他の病態が関与する新たな心不全サブタイプも推定される。


