TAVR後恒久ペースメーカ植込みの最新状況を報告: VIVIDレジストリ
Permanent Pacemaker Implantation Following Valve-in-Valve Transcatheter Aortic Valve Replacement: VIVID Registry
背景
新世代TAVR弁時代のValve-in-Valve TAVR後における恒久ペースメーカ植込み(PPI)の状況は。カナダLaval UniversityのAlperiらは、VIVIDレジストリ登録Valve-in-Valve TAVR患者 1,987名のデータをを解析した(観察期間中央値12.9ヵ月)。「新世代TAVR弁」は、CoreValve・Cribier-Edwards・Sapien・Sapien XTを除く全てのTAVR弁とした。
結論
TAVR後のPPI率は6.4%で、新世代TAVR弁ではPPI率が低く(4.7% vs 7.4%)、バルーン拡張型と自己拡張型に差はなかった。加齢(HR: 1.05/year)・TAVR弁サイズ(HR: 1.10)・右脚ブロック既往(HR: 2.04)がPPIの独立リスク因子であった。PPI群は非PPI群に比べ、観察期間中の死亡率が高かった(HR: 1.39)。
評価
TAVR弁デバイス選択に重要な考慮点となるPPIリスクに関する必要・有用な情報である。JACC EditorialはPPIの目標値を「1%以下」とし、PPIが必要・有益となる患者特性の定義が必要であり、そのためにはより高度のイメージング技術が必要である、としている。


