PCI後の経口P2Y12阻害薬ではプラスグレルが最も優る:最大の系統レビュー・メタアナリシス
Efficacy and Safety of Prasugrel, Ticagrelor, or Clopidogrel After Percutaneous Coronary Intervention: A Systematic Review and Meta-Analysis

カテゴリー
循環器
ジャーナル名
JAMA Cardiology
年月
July 2026
11
開始ページ
651

背景

PCI後における経口P2Y12阻害薬(クロピドグレル・チカグレロル・プラスグレル)の比較には、結論が必要である。
アメリカThe Methodist Hospital HoustonのMaqsoodらは、PCI施行患者48,904名を対象とした15RCTデータの系統レビューとメタアナリシスを実施した。
一次アウトカムは、主要心血管イベント(MACE)(有効性)と大出血(安全性)であった。

結論

MACEリスクは、クロピドグレルに比してプラスグレル群が有意に低下し(OR: 0.80)、チカグレロル群では低下しなかった。プラスグレルはチカグレロルに比してMACEリスクが低かった(0.83)。大出血リスクはチカグレロルがクロピドグレルより高かった(1.24)。

評価

すでに複数のメタアナリシスがあるが、この研究は最大規模であり、また これまで主流だった「プラスグレルとチカグレロルは同等」という評価から「プラスグレルが有効性・安全性バランスにおいて最も優る」という評価に転換した点が重要である。この結論がコンセンサスとなるかどうかが注目される。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)

Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)