外傷小児のPTSDはオンライン認知行動療法プログラムで改善できる
Reducing Stress After Trauma in Physically Injured Children: A Randomized Clinical Trial

カテゴリー
救急医療
ジャーナル名
JAMA Pediatrics
年月
April 2026
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開始ページ
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背景

身体的外傷を負った小児の3人に一人は心的外傷後ストレス症状(PTSS)を呈する。PTSSは見逃されることも多く、生活の質を長期的に低下させる可能性がある。
アメリカMcGovern Medical School at UTHealthのEwing-Cobbsらは、2021〜2024年、レベル1外傷センターを有する4施設で8〜17歳の外傷小児722名を登録し、8つの心理教育モジュールからなるオンラインPTSS軽減プログラム(ReSeT)、または通常ケアのみを割り付け、10週後・6ヵ月後のChild Posttraumatic Stress Disorder Scale(CPSS)スコアの変化を比較するRCTを実施した。

結論

登録小児のうち、638名が1週後のスクリーニングで陽性となり、271名の小児(およびその保護者)が4週後のCPSS評価を完了した。CPSSスコアが11以上で参加資格を満たした130名(48%)の小児のうち、93名がランダム化を受けた。
10週後時点でのCPSSスコアはReSeT群で有意に低下し(−4.2ポイント)、6ヵ月後時点でも効果は維持されていた(−5.5ポイント)。

評価

スクリーニングで拾い上げられたPTSS小児を対象とした、短いインタラクティブ動画とセラピストによるフォローアップ面談からなる全8回のセッションは、PTSSを有意に軽減した。
高リスク児のスクリーニングとオンラインセッションというスケールしやすい介入で持続的な効果が認められたことは意義深い。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(救急医療)

The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)