アメリカ高血圧コントロールの20年間トレンドを報告
Trends in Blood Pressure Control Among US Adults With Hypertension, 1999-2000 to 2017-2018
背景
アメリカ人の血圧コントロールのトレンドは。University of AlabamaのMuntnerらは、1999-2000年から2017-2018間のNational Health・Nutrition Examination Surveyデータに基づき、18歳以上の高血圧症患者18,262名を対象とする横断解析を行った。
結論
適正コントロール血圧者の年齢調整率は、1999-2000年では31.8%であったが、2007-2008年では48.5%と増加した。2013-2014年には53.8%と安定したが、2017-2018年では43.7%と減少している(p=0.003)。18-44歳と比較して45-64歳では血圧コントロール率が高く、75歳以上では低かった。非ヒスパニック系黒人は非ヒスパニック系白人に比べ血圧コントロール率が低かった。
評価
過去20年の高血圧コントロールの変遷を報告したもので、直近ではコントロールが悪化したという意外な結果である。この論文ではコントロール不良の最大の予測因子は医療受診しないこととなっており、COVID-19パンデミックの悪影響が懸念される。


