自己拡張型 vs バルーン拡張型TAVIデバイスは同等:SOLVE-TAVI
Comparison of newer generation self-expandable vs. balloon-expandable valves in transcatheter aortic valve implantation: the randomized SOLVE-TAVI trial
背景
新規TAVIデバイス自己拡張型人工弁(SEV、Evolut R)は、バルーン拡張型人工弁(BEV、Sapien 3)との直接比較試験が望ましい。ドイツUniversity of LeipzigのThieleら(SOLVE-TAVI)は、大動脈弁狭窄症患者447名を対象にこれらデバイスを比較する多施設オープンラベルRCTを行った。一次エンドポイントは、30日時の全死因死亡・脳卒中・中等度/重度の人工弁逆流(PVL)・恒久ペースメーカー留置である。
結論
一次エンドポイント効果は両デバイスで同等であった(SEV 28.4%、BEV 26.1%)。全死因死亡率はSEV 3.2% vs. BEV 2.3%、脳卒中は0.5% vs. 4.7%、中等度/重度のPVLは3.4% vs. 1.5%、恒久ペースメーカー留置は23.0% vs. 19.2%であった。
評価
次世代デバイスSEVとBEVの同等性を示す初の直接比較試験である。CHOICE、REPRISE IIIの結果からもデバイスの優劣はつけ難く、筆者らやEHJ Editorialが述べるように、個別症例の解剖学的特徴などから適合デバイスを検討すべきである。


