安定狭心症へのCABG:ISCHEMIA試験第3の結論は
Management of Coronary Disease in Patients with Advanced Kidney Disease
背景
安定狭心症患者への侵襲アプローチの可否を検証するISCHEMIAは、4本の論文をNEJMに掲載している。New York UniversityのBangaloreらによるISCHEMIA-CKD報告は、進行慢性腎臓病(CKD)の安定狭心症患者に対する侵襲・保存両戦略のMACEアウトカムの比較検証である(n=777)。
結論
侵襲戦略と保存戦略との一次アウトカム差を認めなかった。
評価
主試験の「MACE差なし」結果(https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa1915922)を、重要な部分集団であるCKD患者でも一貫して確認した。