末期腎不全患者のAFは難題
Oral Anticoagulation and Cardiovascular Outcomes in Patients With Atrial Fibrillation and End-Stage Renal Disease
背景
心房細動(AF)を合併した末期腎不全(ESRD)患者への経口抗凝固薬(OAC)使用は、重要な問題である。Duke UniversityのPicciniらは、Medicare受給患者中1,519名のOAC治療を行ったAF合併ESDRD患者と3,018名の同薬非治療ESRD患者をマッチさせる後向研究を行った。
結論
コホート中ESRD患者のOAC使用率は36.2%であった。OAC使用は脳卒中・死亡リスク増と関連しなったが、出血入院(HR:1.26)・脳出血(HR:1.30)リスク増と関連した。
評価
2019年のJACCメタアナリシス(Mount Sinai)は、ワルファリンもNOACも血栓塞栓症リスクを下げず出血リスクを上げると、このDuke研究とほぼ軌一しており、RCTを呼び掛けている(http://www.onlinejacc.org/content/75/3/273)。


