長期透析中のAF患者には最適の抗凝固薬がない
Oral Anticoagulation for Patients With Atrial Fibrillation on Long-Term Hemodialysis

カテゴリー
循環器
ジャーナル名
Journal of the American College of Cardiology
年月
January 2020
75
開始ページ
273

背景

長期透析中のAF患者に対する最適の抗凝固療法は。Icahn School of Medicine at Mount SinaiのKunoらは、16観察研究(n=71,877)のメタ解析を行った。

結論

アピキサバン・ワルファリンは虚血性脳卒中・全身性血栓塞栓症の有意な減少と関連しなかった。アピキサバン5mgは全死因死亡リスク減と関連した(vs. ワルファリン HR:0.65、vs. アピキサバン2.5mg HR:0.62、vs. 抗凝固薬なし HR:0.61)。ワルファリン・ダビガトラン・リバーロキサバンはアピキサバンより出血リスクが高かった。

評価

透析中の抗凝固療法には最適がない、という重要な結果である。著者らは、「使うならアピキサバンかもしれないが、分からない。RCTが必要」としている。

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取り上げる主なジャーナル(循環器)

Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)