妊娠・産後脳卒中女性の院内死亡率は385倍
Acute Stroke During Pregnancy and Puerperium
背景
妊娠/出産後女性の急性脳卒中は母子にとって致命的危機だが、その詳細は知られていない。Massachusetts General HospitalのElgendyらは、全米37,360,772例の妊娠関連入院データ(2007〜2015年)を分析した。
結論
急性脳卒中の発症率は妊娠関連入院の0.045%で虚血性が出血性の約1.5倍であり、調査期間中にトレンドは変わらなかった。リスク因子は、肥満・喫煙・高脂血症・偏頭痛・妊娠時高血圧症であった。妊娠関連脳卒中女性の院内死亡率は、一般の妊娠関連入院女性の385倍であった。ただし、調査期間中に院内死亡率は5.5%から2.7%に低下した。
評価
2011年に「データ不足」とされていた問題で(https://www.medscape.com/viewarticle/743571_8)、ようやくデータベースが構築された。妊娠時における薬物・介入療法の適応・禁忌等のガイドラインは定まっていない。


