「トウガラシで延命」地中海食域からも報告
Chili Pepper Consumption and Mortality in Italian Adults
背景
地中海食にはよくトウガラシが使われているが、健康に良いのか。イタリアIRCCS NeuromedのBonaccioらは、Moli-sani Study参加22,811名のイタリア成人を対象として、トウガラシ消費と死亡リスクの関連を検討する長期コホート研究を行った。
結論
フォローアップ期間中央値8.2年で、トウガラシ消費と死亡リスク低下の関連を認めた。週4回以上食べる参加者では、虚血性心疾患因・脳血管疾患因死のHRは各0.56・0.39だった。またこの効果は非高血圧者で顕著だった。心血管疾患関連バイオマーカーでは、血清ビタミンD値のみがこの関係性に寄与していた。
評価
トウガラシ消費が全原因死亡リスクを下げる(aHR:0.87)、という米NHANESデータ報告があり、そこでは血管因性死へのインパクトが示唆されている(https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0169876)。中国からも報告がある(https://www.bmj.com/content/351/bmj.h3942.long)。


