多枝病変STEMI患者へのPCIは「完全」に:CvLPRIT長期結果
Long-Term Follow-Up of Complete Versus Lesion-Only Revascularization in STEMI and Multivessel Disease: The CvLPRIT Trial
背景
CvLPRITは、多枝病変STEMI患者へのPCIで全冠動脈血行再建(complete revascularization)が有益、という結果を報告した。同試験のGershlickら(イギリスUniversity of Leicester)は、その長期結果を報告している。
結論
フォローアップ期間中央値5.6年で、完全血行再建のMACE効果優位を認めた(「責任冠動脈のみ」に対するHR:0.57)。全死因死亡/心筋梗塞での有効性が明白であった。
評価
同等なCOMPLETEの結果を上書きする結果である(https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1907775)。JACC Editorialは、現場の意思決定では患者の個人状況を考慮すべき(老人やショック患者では回避)としている。


