慢性下肢虚血患者への下肢血行再建、3アプローチに差なし:BASIL-3
Plain versus drug balloon and stenting in severe ischaemia of the leg (BASIL-3): open label, three arm, randomised, multicentre, phase 3 trial

カテゴリー
循環器
ジャーナル名
BMJ
年月
February 2025
388
開始ページ
e080881

背景

慢性下肢虚血(CLTI)患者に対する下肢血行再建(LER)では、どのアプローチが最適か。
イギリスUniversity of BirminghamのPopplewellら(BASIL-3)は、CLTI患者481名を対象に第3相RCTを行った。患者を、薬剤コーティングのないバルーン血管形成術(PBA)±ベアメタルステント(BMS)、薬剤コーティングバルーン血管形成術(DCBA)±BMS、薬剤溶出性ステント留置術(DES)による血管内LERに割り付けた。
一次アウトカムは、大切断回避生存率であった。
患者の大多数は、抗凝固薬または抗血小板薬(87%)と高コレステロール血症薬物療法(76%)を受けていた。

結論

追跡期間中央値24ヵ月で、一次アウトカムはPBA±BMS 66%、DCBA±BMS 60%、DES 58%に発生し、3群に有意差はなかった。重篤有害事象に群間差はなかった。

評価

すでに行われた複数のRCT間に不一致が多く、結論を目指して初めてイギリスNICE基金によって行われた決定検証である。3種のアプローチは同等であることが結論された。同研究は、各アプローチの費用効果分析をまもなく公表する、という。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)

Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)