CVDリスク予測のためには夜間血圧測定を?
Association of Office and Ambulatory Blood Pressure With Mortality and Cardiovascular Outcomes
背景
24時間自由行動下血圧測定(ABPM)が血圧管理の指標として推奨されているが、心血管疾患(CVD)リスクとの関連は。ベルギーUniversity of LeuvenのStaessenらは、血圧測定を行った11,135名を対象とし、CVイベントとの関連を解析する人口ベース長期コホート研究を行った。
結論
夜間収縮期血圧高値の全死亡ハザード比(HR)は1.23、CVイベントのHRは1.36であった。24時間収縮期血圧高値の全死亡のHRは1.22、CVイベントのHRは1.45であった。他の収縮期血圧指標の調整後でもこの関連は有意だった。
評価
著者らの結論は、ABPMと特にそれによる夜間就寝時収縮期血圧が最良の指標であるということだが、単一回収縮期血圧だけを用いる予測モデルにそれらを追加してもAUCはほとんど改善されない、という。ABPMを普通の外来で採用すべき、という推奨のエビデンスにはならないかもしれない。


