高血圧・高コレステロール血症の心血管リスクは中年までに決まる?
Associations of Blood Pressure and Cholesterol Levels During Young Adulthood With Later Cardiovascular Events
背景
高コレステロール血症は若年期に始まるが、後年の心血管疾患(CVD)への影響は。Columbia UniversityのMoranらは、ARIC・CARDIA等6コホート36,030名のデータ(フォローアップ期間中央値17年)に基づき、青年期の血圧・コレステロール値と後のCVDとの関連を検討した。
結論
18〜39歳でのLDL≧100 mg/dl によりCVDリスクは64%増加した。また18〜39歳での SBP≧130 mmHg(対 <120 mmHg)により心不全リスクが37%増加し、DBP≧80 mmHg により同リスクは21%増加した。これらのリスク関連には、40歳以後の曝露状況は影響しなかった。
評価
先行する類似の示唆を、大規模研究で確実なものにした。「40歳以後に治療しても遅い」という示唆も高インパクトであり、早期の予防介入の有効性の検証を正当化する。


