間欠性跛行を有するPAD患者にリバーロキサバン+アスピリン:COMPASS拡張試験
Rivaroxaban for Patients with Intermittent Claudication
背景
COMPASS試験は、末梢動脈疾患(PAD)高リスク成人患者に対するリバーロキサバン+アスピリン併用が、アスピリン単独と比較して、主要心血管系イベント(MACE)および有害下肢イベント(MALE)を軽減することを示した。同処方は、低リスク成人PAD患者の間欠性跛行(IC)も改善するか。
アメリカLoyola UniversityのRamacciottiら(Compass Claudication)は、ICを有するPAD患者88名を対象として、これを検証する24週の多施設RCTを行った。一次有効性エンドポイントは、6分間歩行試験(6MWT)測定による総歩行距離(TWD)の24週間の変化、一次安全性エンドポイントは、重大出血または臨床的に重要な非大出血の発生率である。
結論
リバーロキサバン+アスピリン併用は、アスピリン単独に比して、6MWTによるTWDを改善した(絶対差68m、アスピリン単独群に対する相対改善327%)。一次安全性エンドポイントに群間差はなかった。
評価
PAD患者の跛行の薬物療法では、ペントキシフィリンやシロスタゾール等が使用されるが、決め手はない。ここでのCOMPASS拡張試験の結果は、リバーロキサバン+アスピリンを高位オプションとして浮上させる。


