LAMA(アクリジニウム臭化物)の心血管安全性を保証
Effect of Aclidinium Bromide on Major Cardiovascular Events and Exacerbations in High-Risk Patients With Chronic Obstructive Pulmonary Disease: The ASCENT-COPD Randomized Clinical Trial
背景
長時間作用性ムスカリンアンタゴニスト(LAMA)がCOPD患者の心血管リスクを上げる、というデータがある。Johns Hopkins UniversityのWiseら(ASCENT-COPD)は、アクリジニウム臭化物(AB)のCOPD・心血管疾患(またはリスクファクター)合併患者の心血管安全性を検証するRCTを行った(対照:placebo、n=3,620)。一次安全性エンドポイントは3年以内最初のMACE、一次有効性エンドポイントは治療後1年での年間COPD増悪率である。
結論
ABの一次安全性エンドポイント非劣性を認めた。一次有効性エンドポイントでは対照に優った(RR:0.78)。
評価
JHUによる大規模検証で懸念を一掃し、ABのリスク‐便益プロフィルがよいことを保証した。LABA等との併用の場合に関しても安全性を保証するものではないが、併用においても有益な患者集団は必ずあるものとみられる。


