妊娠合併症の長期心血管疾患リスクを確認
Cardiovascular Disease-Related Morbidity and Mortality in Women With a History of Pregnancy Complications: Systematic Review and Meta-Analysis
背景
妊娠合併症と長期的心血管疾患(CVD)リスクの関連に関する研究が集積されている。カナダMcGill UniversityのPlattらは、84研究(n=28,993,438)を対象とする系統レビュー・メタ解析を行った。
結論
CVDリスクは、妊娠高血圧症候群(OR:1.7)・子癇前症(OR:2.7)・常位胎盤早期剥離(OR:1.8)・早産(OR:1.6)・妊娠糖尿病(OR:1.7)・死産(OR:1.5)で高かった。低出生体重児・SGA児の出産でCVDリスクは増加したが、流産では増加しなかった。
評価
先行メタアナリシスでも示唆された関連を裏書きする結果であり、妊娠時に合併症のあった女性を長期フォローアップする必要性を確定する。HDPに加え、常位胎盤早期剥離・死産・胎児発育不全においても厳密な長期観察が重要である、というガイドラインの改訂も示唆される。


