TMVRの新デバイスCardiobandは有効・安全か
Transcatheter mitral valve repair for functional mitral regurgitation using the Cardioband system: 1 year outcomes
背景
Cardiobandは僧帽弁輪に直接留置する経カテーテル僧帽弁治療(TMVR)デバイスである。フランスBichat HospitalのMessika-Zeitounらは、中等度・重度の二次性僧帽弁逆流(MR)患者60名を対象として行われた同デバイス使用試験の1年アウトカムを報告している。
結論
10名でアンカーの脱離が報告され、デバイスの修正に至った。1年全生存率は87%、心不全入院なき生存率66%、再介入なき生存率78%であった。12ヶ月時点のMR重症度は、61%で中等度以下であったが、11名(22%)では悪化した。機能状態・QOL・運動能は有意に改善した。
評価
2015年にCEマークを受けた後、旧アンカーをリコールし、変更を行った。アメリカでは未承認であり、現行ガイドライン薬物療法への追加効果を検証するACTIVE試験(NCT03016975)が進行中である。


