高リスク患者へのTAVRのSAVRへの非劣性を示す
5-Year Outcomes of Self-Expanding Transcatheter Versus Surgical Aortic Valve Replacement in High-Risk Patients

カテゴリー
循環器
ジャーナル名
Journal of the American College of Cardiology
年月
December 2018
72
開始ページ
2687

背景

CoreValve U.S. Pivotal High Risk試験は、手術高リスク患者に対するTAVRのSAVRへの1年後アウトカム優位を報告した。同試験のGleasonら(University of Pittsburgh)は、5年結果を報告している。

結論

5年結果ではTAVRとSAVRに差異は認められなかった(全死亡率は、TAVR:55.3%、SAVR:55.4%)。サブグループ解析でも死亡率に差は認められなかった。他のアウトカムにも差はなかったが、恒久的ペースメーカー植え込み率はTAVR群33.0%、SAVR群19.8%であった。

評価

術後初期の有意差が5年後には完全に消滅する、という印象的な時系列を示している。JACCコメンテ―ターは、「SAVRは患者への大きな負担。差がないならTAVRが選好される」としている。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)

Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)