高リスク患者へのTAVRのSAVRへの非劣性を示す
5-Year Outcomes of Self-Expanding Transcatheter Versus Surgical Aortic Valve Replacement in High-Risk Patients
背景
CoreValve U.S. Pivotal High Risk試験は、手術高リスク患者に対するTAVRのSAVRへの1年後アウトカム優位を報告した。同試験のGleasonら(University of Pittsburgh)は、5年結果を報告している。
結論
5年結果ではTAVRとSAVRに差異は認められなかった(全死亡率は、TAVR:55.3%、SAVR:55.4%)。サブグループ解析でも死亡率に差は認められなかった。他のアウトカムにも差はなかったが、恒久的ペースメーカー植え込み率はTAVR群33.0%、SAVR群19.8%であった。
評価
術後初期の有意差が5年後には完全に消滅する、という印象的な時系列を示している。JACCコメンテ―ターは、「SAVRは患者への大きな負担。差がないならTAVRが選好される」としている。