STEMI患者PCI後のチカグレロール vs. プラスグレルは微小循環保護効果でも同等
Evaluation of Microvascular Injury in Revascularized Patients with ST Elevation Myocardial Infarction Treated with Ticagrelor versus Prasugrel: The REDUCE-MVI Trial
背景
一次PCI後の抗血栓維持療法では、微小循環保護効果があるとされるチカグレロールがプラスグレルに優る可能性がある。オランダRadboud University のRoyenら(REDUCE-MVI)は、一次PCI後のSTEMI患者110名を対象として、これを検証するRCTを行った。一次アウトカムは、1ヶ月での微小血管障害(MVI)である(責任血管のIMRで測定)。
結論
両群間に一次アウトカム有意差を認めなかった。心筋内出血はチカグレロールが少なかったが、1ヶ月での梗塞サイズに差はなかった。血漿アデノシン濃度にも差は生じていなかった。
評価
この両者は心血管死・MI・脳卒中を一次エンドポイントとした対決試験PRAGUE-18で有意差なしとなっており(http://www.onlinejacc.org/content/71/4/371)、別角度からの当試験でも同等となった。


