血液凝固検査分野の新モデル「全自動血液凝固測定装置 CS-5100」発売

〜血液凝固検査分野でさらなるシェア拡大を目指す〜

シスメックス株式会社
2011年7月22日

プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。



 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、このたび「全自動血液凝固測定装置 CS-5100」を発売します。CS-5100は、シスメックスの血液凝固測定装置CSシリーズの最上位モデルで、血栓傾向を調べる測定項目のひとつであるD-Dimer(ダイマー)などを含む場合においても高速処理が可能です。また、キャップ付き採血管や少量しか採血ができない子どもなどの微量検体が混在しても同時測定が可能※1で、検査の効率化に寄与します。



 近年、食生活の変化などにより、生活習慣病に起因する心筋梗塞、脳梗塞などの「血栓性疾患」が増加し、世界保健機構(WHO)の調査によると世界的に動脈硬化症は、がんとならび死亡原因の上位に位置しています。
 これまでの血液凝固検査は、血友病などの「出血性疾患」を調べるための出血傾向の検査が中心でしたが、現在は、血栓傾向や治療のモニタリング検査が増加しています。これに伴い、血液凝固検査分野の市場はグローバルに伸びており、特に経済成長とともに医療環境が整いつつある中国や新興国市場の伸長率は大きく、今後も成長が期待できる市場です。

 シスメックスは、1995年に血液凝固検査試薬でトップシェアを誇るシーメンス社と販売提携契約を締結し、両社でグローバルに販売活動を行い、血液凝固検査分野でグローバルシェアNo.1の地位を有しています。

 このたび発売する「全自動血液凝固測定装置 CS-5100」は、測定項目にD-Dimerなどを含む場合に低下していた処理能力を、これまでのCSシリーズより約3倍アップし、1時間に約300テストの測定が可能※2となりました。
 また、採血管のキャップの開閉なしに測定できる機能と少量しか採血ができない子どもなどの微量検体が混在しても同時に測定できる機能※1を有し、安全かつ効率的な検査が可能です。
 このほか、「vWF:RCo(フォンビレブランド因子リストセチンコアファクター活性)」と「vWF:Ag(フォンビレブランド因子抗原)」が測定でき、これにより、出血症状を引き起こす「血友病」と「フォンビレブランド病」の区別や「フォンビレブランド病」の型別診断に有用な情報を提供し、患者さんへ投与する薬剤の選択に役立ちます。

 今後は、検査室のシステム化に対応すべく、検体搬送ラインとの接続機能を追加するなど検査室全体のさらなる効率化を図ります。さらには、お客様のニーズに応え、検査実施者名や検出位置などをデータ化して蓄積する測定情報トレース機能を追加し、検査のトレーサビリティ向上を図っていきます。

 今後も、シスメックスの強みを活かし、検査項目の充実や検査の効率化に寄与すべく研究開発を進めるとともに、シスメックスとシーメンス両社のグローバルネットワークを活かし、血液凝固検査分野でのシェア拡大を目指します。

※1 設定によっては適用できない場合あり。
※2 処理速度は測定項目の組み合わせにより変動。



【新製品の概要】
名称:全自動血液凝固測定装置 CS-5100
対象市場:全地域
発売時期:2011年7月(各国の許認可取得後、順次発売)
【特長】
1)処理速度:最大400テスト/時間(PT単体、PT・APTT同時測定の場合)
D-Dimerなどを含む複合項目同時測定300テスト/時間(測定項目により変動)
2)キャップ付き採血管、キャップ無し採血管、微量検体混在時でも同時測定可
3)測定項目:

凝固法
PT、APTT、Fbg、TTo、HpT、TT、
外因系凝固因子定量(II、V、VII、X)、
内因系凝固因子定量(VIII、IX、XI、XII)

合成基質法
AT-III、PC、α2-PI、Plg、F. XIII

免疫比濁法
D-Dimer、FDP、U-FDP、vWF:Ag、PIC

凝集法
vWF:RCo

【外観】

以上

企業サイトURL
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