【プレスリリース】ワコム、液晶ペンタブレットのメディカルモデル3機種発売

株式会社ワコム
2013年6月20日

株式会社ワコムは、院内コミュニケーション向けにさらに利便性を高めた液晶ペンタブレットシリーズ3機種を7月30日（火）より順次発売します。価格はいずれもオープン価格です。

「DTK-2241/Medical」（ペン入力対応モデル）および「DTH-2242/Medical」（ペン、タッチ入力対応モデル）は21.5型ワイド、フルHD（最大表示解像度1920x1080）ディスプレイに豊富な情報を映し出し、電子カルテへの記入やメディカルスケッチにも十分な書き込みエリアを確保します。また、高品位な表示を実現するIPS (In Plane Switching）液晶パネルを採用しているため、電子カルテだけではなく、ファイリングシステムの画像参照にも適しています。そのため専用モニタを2台用意しなくても、本モデル1台の画面で見ることも可能です。マルチタッチ・ジェスチャー対応の「DTH-2242/Medical」では、画像のスクロールや拡大縮小も簡単に行えます。

両機とも、ワイド画面に様々な情報を書き込みながらスタッフ間で迅速なコミュニケーションを図るためのツールとしても最適です。専門病院、診療所、介護施設、リハビリセンターなどの地域の医療機関における連携した「チーム医療」の推進にも貢献します。プロジェクターに接続して、大型スクリーンに表示することで、院内カンファレンスの利用も可能です。さらに、付属の「電子カルテ用メディカルシェーマ画像集」（身体部位の絵図集）と描画ツール「ドクターカンバス」を利用して、シェーマ画像を共通化し、医療機関およびスタッフ間の情報共有をスムーズに行えます。また、正確なシェーマ画像を用いた説明で、患者の理解を促進します。

両機ともに、外装には清潔感のあるライトグレーを採用し、専用ペン操作によって、医療用手袋をはめたままの操作も可能です。

「DTU-1031/Medical」は薄さ14mmのコンパクト設計で、高解像度カラーIPS液晶パネル（最大表示解像度1280 x 800 ドット）ディスプレイを搭載しています。付属のUSBケーブル（3m）をコンピュータに接続するだけで使用できます。受付や診察室のデスクに平置きして利用でき、問診票や同意書などへの記入や署名を本機の画面上で行うことができます。また付属の描画ソフトウェア「ドクターカンバス」で、シェーマ画像（身体部位の絵図）への注釈やメディカルスケッチを、手元で楽に描画する事が可能です。

【ワコムについて】
株式会社ワコム（東証一部：6727）は、日本をはじめ、米国、ドイツ、中国、韓国、オーストラリア、シンガポール、台湾、インドなどを拠点として、世界150カ国以上に製品を提供しています。1983年の設立以来、"自然なインターフェーステクノロジによる人とテクノロジの調和"というビジョンを基盤にグローバルにビジネスを展開し、ペン&タッチタブレット、液晶ペンタブレットをはじめとするインターフェースソリューションの世界トップメーカーとして広く認められています。

当社の入力デバイスは、先進テクノロジを基礎としながらも、自然で直感的に使えるように開発されています。デジタル・アート、映画、ファッション、工業デザインなどの幅広い分野で優れた作品を生み出す重要な役割を果すとともに、医療、教育、ビジネスなどの産業用途でも幅広く導入が進んでいます。また、一般ユーザにおいてもデジタル表現を楽しく豊かにするツールとして活用されています。さらに、PCやタブレット型端末、スマートフォン、電子書籍をはじめとする幅広いデジタル機器向けにペンやタッチ技術をコンポーネントとして提供することで、セットメーカーがより使いやすく、高性能な製品を実現するサポートをしています。

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