ベックマン・コールター エリスロポエチンの測定時間を大幅に短縮日本初の化学発光酵素免疫測定法によるエリスロポエチン測定試薬「エリスロポエチンキット アクセス EPO」を発売
- ベックマン・コールター株式会社
- 2012年3月14日
ベックマン・コールター株式会社(本社東京都 代表取締役社長:ジャック・プライス)は、日本初の化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)によるエリスロポエチン(EPO)測定用の体外診断用医薬品「エリスロポエチンキット アクセス EPO」を2012年3月15日に発売します。
エリスロポエチン(以下EPO)は、赤血球増加症の鑑別診断や、腎性貧血の診断に有用とされています。本製品は、弊社製全自動化学発光酵素免疫測定装置Access 2、LX i 725、ユニセルDxI800/600システムの専用試薬です。従来、日本でのEPO測定は、ラジオイムノアッセイ(RIA)のみで実施されており、測定時間には約5時間を要していましたが、本製品では測定時間45分で測定可能になります。
尚、本製品は、2012年2月27日に保険適用を受けました。
(区分:D008-25 レセプト名 エリスロポエチン 保険点数 220点:2012年3月現在)
【アクセス EPOの特長】
・化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)によるエリスロポエチン測定試薬です。
・測定時間は45分、迅速に検査結果を報告できます。(従来法のRIAでは、約5時間)
・ワイドな測定レンジ 0.6〜750mIU/mL
・従来法(RIA)と良好な相関関係を示します。(従来法のRIAに比べ、約70%の値を示します)

【エリスロポエチンについて】
エリスロポエチンは、真性赤血球増加症と2次性赤血球増加症などの赤血球増加症の鑑別診断や、 腎性貧血の診断に用いられています。
特に腎性貧血に関しては、近年、我が国の腎性貧血治療ガイドラインでも、腎性貧血の主因は腎障害に伴うEPOの産生低下であり、腎性貧血は「内分泌疾患」と考えられるべきである、と定義され1)、エリスロポエチン測定の重要性が認められてきています。
特に糖尿病性腎症では、より早期にEPO分泌能が低下し、貧血が出現します。腎性貧血の頻度が急激に増加する目安として、糸球体濾過量(GFR)の低下が従来から用いられてきましたが、腎疾患によっては糸球体濾過機能とEPO産生能に差があるため、血中EPO濃度の測定が鑑別診断として重要であることが認識されるようになりました。
我が国では、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)療法開始前におけるEPOの測定が保険適用で認められています。2)
また最近、感染、膠原病、悪性腫瘍などに伴う貧血の機序解明に伴い、Anemia of Chronic Disease(ACD)と呼ばれる概念が提唱され、ACDの発症に関しても、ある種のサイトカインが腎でのEPO産生を抑制することが証明されてきています。2)
1)日本透析医学会:2008年版 慢性血液透析患者における腎性貧血治療のガイドライン.透析会誌 2008;41:661-716
2)椿原 美治:特集 腎性貧血の現状と課題 9.我が国の腎性貧血治療ガイドライン.Prog.Med. 2011; 31:441-446
- ニュース・プレスリリース
- http://www.beckmancoulter.co.jp/press/120314.html
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