IPFへの新規オートタキシン阻害薬ziritaxestatの第3相試験ISABELA 1/ 2が失敗
Ziritaxestat, a Novel Autotaxin Inhibitor, and Lung Function in Idiopathic Pulmonary Fibrosis: The ISABELA 1 and 2 Randomized Clinical Trials
背景
新規オートタキシン阻害薬ziritaxestatは、線維増殖抑止能により特発性肺線維症(IPF)に対する効果が期待されている。
アメリカUniversity of Southern CaliforniaのMaherら(ISABELA 1/ 2)は、 IPF 患者1,306 名を対象として、同薬の効果・安全性を検証する第3相試験を行った(対照:標準治療 [ピルフェニドン・ニンテダニブ] +プラセボ)。一次アウトカムは、52週におけるFVC減少率である。
結論
実薬群の死亡率高値のため、試験は早期終結された。Ziritaxestatの一次アウトカム効果を認めなかった。
評価
Gilead Sciencesの期待の新コンセプト薬で、2021の試験失敗報告は衝撃を与えた。他の類薬の開発も報告されているが、前途は見通せない。


