再発性多発性硬化症にublituximab登場:ULTIMATE I/II
Ublituximab versus Teriflunomide in Relapsing Multiple Sclerosis
背景
Ublituximabは、CD20発現B細胞を枯渇させる抗体薬である。
アメリカStanford UniversityのSteinmanら(ULTIMATE I and ULTIMATE II)は、549名の再発性多発性硬化症患者に対する、その効果・安全性をテリフルノミドと比較する第3相試験を行った。一次エンドポイントは、年間再発率である。
結論
追跡期間中央値95週で、ublituximabの有効性を認めた(ULTIMATE Iで率比 0.41;ULTIMATE II で率比 0.51)。ガドリニウム増強病変数(二次エンドポイント)でも対照薬に優越したが、障害悪化リスク(二次エンドポイント)には差がなかった。
評価
ユニークな作用機序の抗MS薬の登場である。半年に一回1時間点滴という用法が便利で、FDA承認は確実とみられる。


