未熟児網膜症にアフリベルセプトは使えるか:FIREFLEYE
Effect of Intravitreal Aflibercept vs Laser Photocoagulation on Treatment Success of Retinopathy of Prematurity: The FIREFLEYE Randomized Clinical Trial
背景
抗VEGF薬アフリベルセプトは、早産児の未熟児網膜症(ROP)に使えるか。
ドイツUniversity Medicine GreifswaldのStahlら(FIREFLEYE)は、同乳児118名を対象として、アフリベルセプト硝子体内注射とレーザー光凝固の効果・安全性を比較する第3相試験を行った。一次アウトカムは、治療開始24週間後に活動性ROP、および好ましくない構造的転帰を示さない乳児率である(治験責任医師評価)。
結論
アフリベルセプト硝子体内注射のレーザー光凝固に対する一次アウトカム非劣性を確認できなかった。重篤有害事象発生率は、硝子体内注射群で13.3%(眼)・24.0%(全身)であったのに対し、レーザー光凝固群では各7.9%、36.8%であった。アフリベルセプト群でのみ3名の乳児が4〜9週間後に死亡したが、責任医師は原因は同薬と無関係であると判断した。
評価
同薬の適応拡大の可能性を試みた試験である。著者らは、Further data would be required for more definitive conclusionsとしているが、非常に有望な結果とはいえない。


