5〜11歳児へのPfizerCOVID-19ワクチンの効力はオミクロン株では30%
Effectiveness of BNT162b2 vaccine against SARS-CoV-2 infection and severe COVID-19 in children aged 5-11 years in Italy: a retrospective analysis of January-April, 2022

カテゴリー
看護・母子医学
ジャーナル名
The Lancet
年月
July 2022
400
開始ページ
97

背景

5〜11歳児へのCOVID-19Pfizerワクチン接種は、特オミクロン株には効くのか。
イタリア Istituto Superiore di SanitaのSaccoらは、同国2022/1/17〜4/13のデータ解析結果を発表している。

結論

対象児の35.8%が2回接種、4.5%が1回接種、59.6%が未接種であった。期間中のSARS-CoV-2感染児は766,756名、重症COVID-19が644名(入院627名、ICU入室15名,死亡2名)であった。ワクチン効果は、2回接種群で感染に対して29.4%、重症化に対して41.1%、1回接種群で各27.4%・38.1%であった。
感染に対するワクチン効果は完全接種後0〜14日(38.7%)でピークとなり、2回接種後43〜84日で21.2%に減弱した。

評価

主にデルタ株に対し行われた臨床試験では感染予防有効性は90%で、衝撃的な効果減弱だが、VISIONネットワークの早期報告と一致している(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8893336/)。当局にも親にも困難な判断を要求する問題である。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(看護・母子医学)

Oncology Nursing Forum, International Journal of Nursing Studies