中等〜重症喘息のレスキュー療法にアルブテロール・ブデソニド配合吸入薬登場:MANDALA
Albuterol-Budesonide Fixed-Dose Combination Rescue Inhaler for Asthma
背景
現在の喘息のレスキュー療法の主流は、短時間作用型β2刺激薬(SABA)である。
イタリアUniversity of FerraraのPapiら(MANDALA)は、吸入ステロイドを含む維持療法を受けているコントロール不良の中等〜重症喘息成人・思春期児患者3,122名を対象として、アルブテロール・ブデソニド配合薬のレスキュー療法有効性・安全性を検証する第3相試験を行った(対照:アルブテロール単独)。一次有効性エンドポイントは、重度喘息増悪の初回発生である。
結論
アルブテロール・ブデソニド高用量(各180μg ・160μg)併用の一次エンドポイント効果を認めた(HR:0.74)。有害事象発生率に群間差はなかった。
評価
現在レスキュー療法としてはSABA頓用に加え、SABA+吸入ステロイドおよびSMART(Symbicort Maintenance And Reliever Therapy)が推奨されている。新規アルブテロール・ブデソニド配合薬の登場は、治療の個人化の可能性をさらに広げるが、各療法の最適集団の同定が必要となる。


