座位時間短縮のメタボ改善効果を確認
Effects of reduced sedentary time on cardiometabolic health in adults with metabolic syndrome: A three-month randomized controlled trial
背景
座位持続の心血管リスクはよく認知されるようになっている。フィンランドTurku PET CentreのGarthwaiteらは、座位時間の長いメタボリックシンドローム中年患者64名を対象として、座位時間短縮の心血管代謝効果を検証するRCTを行った。患者を、座位時間短縮のための立位時間・低強度身体活動増加の介入を行う介入群と通常生活を維持する対照群に割付け、座位行動や身体活動を活動量計によって3ヵ月間測定した。アウトカムは、ベースライン後3ヵ月での血圧・空腹時血糖値・インスリン抵抗性・体重・BMI等である。
結論
3ヵ月後介入群は座位時間を50分/日短縮し、座位時間短縮の効果を認めた([空腹時インスリン] 83.4 vs. 102.0 pmol/l;[HOMA-IR]3.2 vs. 4.0;[HbA1c] 37 vs. 38 mmol/mol;[ALT] 28 vs. 33 U/l)。
評価
2015年の先行系統レビュー(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25913420/)では、運動量を増やしても座位時間が長いとインスリン感受性が低いと報告している。座位時間にフォーカスした戦略は有効であり得る。


