新生児低血糖と児童期中期の学業成績の関連は

Association of Neonatal Hypoglycemia With Academic Performance in Mid-Childhood

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背景

JAMAは、新生児低血糖症に関する2論文を併載している。ニュージーランドUniversity of AucklandのShahら (CHYLD）のもの は、新生児低血糖症リスクがあり、血糖値47 mg/dL以上に維持する治療を受けた480名の患児の、9〜10歳時の学業成績を評価する前向コホート研究である。一次アウトカムは、読解力および数学の低成績である。

結論

一次アウトカムにおいて、治療児と対照児との間に有意差はなかった。

評価

同研究所が主導した併載hPODRCTは、ブドウ糖補充が不要はでないかと示唆する結果を出している（https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2790286）。同RCTの9〜10歳期でのフォローアップ結果が明らかになれば一定の結論に達するだろう。